グロスファクター:細胞増殖因子複合体(Growth factor Complex)を直接注入することによって線維細胞とりわけコラーゲン増殖や毛細血管の新生、成長させること肌を若返らせることが出来ます。そのため線維細胞を増殖、成長させることにより法令線や深いシワ、肌質なども改善します。
細胞増殖因子複合体(グロスファクターコンプレックス)の中で特に血管新生、線維細胞活性化、線維芽細胞、コラーゲン生成を助ける細胞増殖因子やサイトカイン、そして様々な成長因子が作用して自分自身のコラーゲンや線維細胞が増殖するため、一般的なヒアルロン酸やコラーゲンの注入などに比べると効果の持続が長持ちします。
低濃度のこれら増殖因子(GF:グロースファクター)はターゲット細胞の遊走に作用し、高濃度の増殖因子はその細胞の増殖を促すことが分かっています。
つまり、増殖因子が低濃度では目的の細胞(ここでは線維細胞)の活性化の引き金を引き、次第に濃度が高くなると今度は目的の細胞を増殖させるのです。
そのため増殖因子(GF:グロースファクター)の濃度が非常に重要になってくるのです。これを実現するため当院独自の濃度設定が組まれています。
効果が現れるまでには注入から5日から10日ほどかかります。細胞増殖因子(GF:グロースファクター)の濃度による効果に個人差などがるため2,3回の注入が必要になることもあります。
グロースファクターの作用機序
気になるシワや凹みにグロースファクターを注入すると、周囲の血管が増え血流が増し組織を再生させます。コラーゲンやヒアルロン酸の量が増加してキメの細かい皮膚を作ります。
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が増えることにより、お肌を若返らせることに期待できます。その後、年齢を重ねる老化のメカニズムと同じで、数年間は若い状態が保たれます。
細胞増殖因子複合体(Growth factor Complex)注入療法の特徴
- ヒアルロン酸やコラーゲンのような異物を注入するのでは無く自分自身の細胞が増える事によってシワの改善や肌を若返らせる。
- 注入してから2,3日して一度小さくなりますが、その後、細胞が増殖し始め7日前後に再びふっくらしてくる。
- ヒアルロン酸やコラーゲンと違って注射針が非常に細くても注射が出来る、そのため痛みが少ない。
- PRPなどのような注入後の腫れが少ない。
- 自分自身の細胞のため効果の持続がヒアルロン酸よりも長い。
独自配合で過形成ナシ
成長因子の類の注入でよくあるトラブルとして「過形成」があげられます。当院では長年の研究の末、過形成をおこさないグロースファクターを独自配合することに成功しました。当院独自配合のグロースファクターでは今までに過形成を一度も経験したことがありません。