パールトーニング療法
肝斑治療におけるパールトーニングとは、ラクトピール(当院オリジナル)とレーザートーニングそして幹細胞溶液とヒアラクト(中分子ヒアルロン酸)の導入といった一連の施術をいいます。
※肝斑にはトラネキサム酸の服用が効果かあります。
【肝斑のパールトーニング療法】(前、6カ月)


施術名:パールトーニング療法
施術の説明:ラクトピールとレーザー照射による肝斑を治療
施術の副作用(リスク):発赤、熱感、痒み、痛み、色素沈着など。
施術の価格:3回 99,000円
パールトーニングの特徴
これまでのお肌に対するレーザートーニングと違いラクトピールによる美肌作用とレーザートーニングによる深部のシミに対する施術、そして幹細胞導入というお肌の活性化を同時に行う施術です。
- 肝斑治療
- アンチエイジング効果
- 美肌
- その後の化粧品の効果を高める
パールトーニングの施術内容
① 高濃度乳酸のラクトピール
高濃度乳酸のラクトピールは施術専用のピーリング薬剤を、肌にマッサージするようにしながら浸透させていく治療です。
薬剤の浸透によってコラーゲンの増生を促し、肌のハリや弾力を高めていきます。
ニキビはもちろん、肌のキメの乱れや、たるみによる毛穴目立ち、毛穴のざらつきなどの改善にも効果的です。
また、薬剤はメラニン生成を抑制する働きもあるため、メラニンが原因となるシミやくすみの改善も期待できるでしょう。
ラクトピールの施術メリット
- ニキビ、肌のハリやツヤ、リフトアップなど様々な効果がある
- 即効性が高く効果を実感しやすい
- 目元などの細かい部分までケアできる
- 施術時間が短く、術後にトラブルが出ることも少ない
- ダウンタイムはほとんど無い

ラクトピールは、毛穴の詰まりや開き、たるみ、ざらつきなどの改善や予防にも効果が期待できる治療です。
定期的な治療を続けることで、毛穴の目立たないつや肌を目指すことができ、肌のハリや小じわ、シミ、くすみの改善のほか、美白効果も期待できます。
さらに、マッサージ後にフェイスラインが引き締まるリフトアップ効果も。このように、さまざまな効果を実感しやすいのもラクトピールの魅力です。
② Q-SW ヤグレーザー
レーザートーニングは、Qスイッチヤグレーザーを使用、レーザー光をトップハット型のハンドピースから照射して均一にレーザー光が皮膚に働きかけ、美白、 皮膚のアンチエイジング(しわ、たるみ)、毛穴縮小などを目的とする治療です。
上記のシミの中でレーザートーニングに効果的なシミは「肝斑」や「くすみ」といった、ぼやっとした広範囲の部位にあるシミです。
Q-SW ヤグレーザーの性能


使用するQ-SW ヤグレーザーはQuanta社製のQスイッチYAGレーザー機器により施術します。
またこのレーザーは厚生労働省による薬事承認を受けた高度管理医療機器です。
レーザートーニングは1,064nmの波長の光を搭載し、フラットトップ オプティビーム テクノロジーで先進的な光学技術により、均一なトップハット型を実現。
照射スポットの中心エネルギーが高くなるガウシアンビームと比べ、トップハットビームは照射スポット全体に均一にエネルギーが照射されます。
③ 幹細胞培養上清液療法(エクソソーム療法)
幹細胞

※図の引用元:https://saiseiiryo.jp/basic/detail/basic_01.html
幹細胞とは毛根や皮膚や血液のように、ひとつひとつの細胞の寿命が短く、絶えず入れ替わり続ける組織を保つために、失われた細胞を再び生み出して補充する能力を持った細胞を持っています。 こうした能力を持つ細胞が「幹細胞」です。
幹細胞培養上清

幹細胞培養上清とは、幹細胞を培養する際に使用した培養液から幹細胞を取り出し、残った上澄み溶液のことです。
幹細胞は培養して、増殖する過程で活性化し、数百種類もの液性因子(成長因子、エクソソーム等)を培養液に放出します。
そこで集めた上澄み液の中には多くの成長因子(サイトカイン)やエクソソームが存在します。
これらの成長因子(サイトカイン)やエクソソームは、衰えた細胞の活性化を促し、傷ついた組織や、細胞を修復、再生させることで、美容に画期的な効果をもたらします。
エクソソーム療法
幹細胞培養上清液の中には成長因子や「エクソソーム」が含まれているのですが、このエクソソームは人の細胞から分泌される成分の中のひとつでカプセル状の物質で、傷ついた細胞に集まり、損傷している部分の細胞の活性化を促します。
損傷している細胞やその周りを補強、強化し、自ら回復できるよう働きかける役割を担っている為、身体全体の中を移動して身体になにか異常が起きた時に必要な情報を伝達してくれます。
この働きにより、特に皮膚細胞の修復や再生を促すことによって肌再生の手助けをします。
④ ヒアラクトによる中分子ヒアルロン酸導入
ヒアルロン酸は一般的に分子量により高分子・中分子・低分子に分類されます。
100万程度が高分子、10万~30万程度が中分子、~10万程度が低分子とヒアルロン酸は用途により分子量を調整されています。
分子量が大きく保水作用は高いが分子量故に経皮吸収の場合、吸収性が難しくお肌のハリやシワの改善を期待するためには分子を少なくすることが望ましい。
浸透性だけでなく細胞間結合を補正する働きを持つと言われ、現在再生施術への応用が期待され注目されている。ヒアルロン酸の中で中分子ヒアルロン酸だけが創傷治癒の効果期待が持てると説明している。
分子量の小ささのために細胞を結合できず、真皮層をすり抜け皮下組織まで浸透してしまう。また、全身の組織に広く分布している自然免疫マクロファージに異物として処理されてしまうため効果持続時間が短い。
中分子ヒアルロン酸は細胞と細胞をつなげるヒアルロン酸です。
ヒアラクトにある中分子ヒアルロン酸は乳酸(美白作用がある)を運ぶ働きがあります:ドラックデリバリー(特許出願中)
そのため色素細胞があるメラニン細胞に乳酸を運び放散します

パールトーニング治療の流れ
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お化粧を落とします
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ラクトピールPro
塗布時にピリピリ感があります
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照射 レーザートーニング
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幹細胞溶液のエクソソーム導入
ヒアラクトによる中分子ヒアルロン酸を導入