自傷行為によるリストカット跡・根性焼きの傷跡で辛い日々を思い出したり、引け目を感じたりしてませんか?
人の目が気になったり傷跡を隠して生活しているなど、昔付けてしまったリストカット跡や根性焼きの傷跡で悩んでいる方は、たくさんいらっしゃいます。

リストカットの傷跡について

傷というのは、創部が閉じてから一か月あたりが一番赤く、腫れがある状態です。
これが「未成熟瘢痕」と言われ、まだ皮膚には赤みや硬さが残っている状態です。
傷の治癒後、半年から一年くらいまで、時間の経過とともに少しずつ赤みや硬さが取れ、やがて肌の色に近い白くて柔らかい「成熟瘢痕」へ変化していきます。
しかし、傷が塞がったばかりの未成熟瘢痕は、まだ皮膚が落ち着いていないので、この時期に何らかの刺激を与えてしまうと、傷跡はなかなか良くならないどころか、場合によっては炎症を起こして「ケロイド」や「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」のような目立つ傷跡になってしまったり、色素沈着を起こしたりするケースもあります。
 ケロイドや肥厚性瘢痕は、傷跡の皮膚が赤く盛り上がってしまうもので、特に良く動かす関節部や、強い緊張がかかる部位などに発生しやすいです。
そのため、未成熟瘢痕の時期は、皮膚の状態が落ち着くまで、さまざまな刺激から傷跡を大事に守ってあげることがとても重要になります。適切なケアを行い、未成熟瘢痕をできるだけ早く成熟瘢痕の状態に変化させることができれば、最終的に残る傷跡も目立ちにくく、白いきれいな状態つまり「成熟瘢痕」となります。

そのためパールスキン療法にるリストカットの傷跡の消す施術はこの『成熟瘢痕』の時期に行います